なたもち

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 今日は節分。朝刊には、近所の加藤さん宅で行われた節分の行事「なたもち」が、紹介されていました。

なたもち

 記事では、「名前の由来は不明だが、厄年の人の家で、つきたての餅に砕いた大豆をまぶしたものを、近くの辻において誰かに持っていってもらう風習があった。『厄を持ち去ってもらう』と言った意味があった。」と、紹介されていました。

 加藤さん宅は、この地区では古い家柄で、彼自身「町の郷土史家」と言った感じの人です。

 以前、隣の袋井市(旧:浅羽町)富里に住む郷土史家のTさんも、やはり、節分に「なたもち」を作る行事を新聞で紹介されたことがありましたが、Tさんも、元気な頃は買物や資料のコピーのために、よく私の店に来られて、昔からのお話を聞きました。もう随分長くお会いしていません。

 「なたもち」も厄払いと言うことの他に、昔は、貧しい人への施しと言った側面もあったのかも知れませんね。

 私が子供の頃は、近所の家を廻って豆まきをしてもらい、お菓子が混ざった豆をいただくのが楽しみでしたが、いつの頃からか、そんな風習もなくなってしまいました。

 今夜、我家では、次男が豆を撒きました。ほどほどで良いので、福がやって来るいいのですが・・。



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