仕事、ときどきバンド

　まだ２０才台のころ、友人に頼まれて「赤い鳥」のアルバム（レコード）を貸したのですが、１週間後、帰って来たレコードは、ナポレオンの帽子のように反り返って悲惨な姿に・・。

　友人は「そうか？気がつかなかったな～。」とバックレて、知らん顔。いろいろな方法を試してみましたが、平らに戻らず、２度とターンテーブルの上で回ることはありませんでした。

　１～２年前、偶然テレビの歌番組で、「赤い鳥」のボーカルだった山本潤子が出演していましたが、良くも悪くも枯れた声で、なつかしさだけが残りました。

　今月１２日（日）のＮＨＫ－ＦＭで「昭和のコーラス・グループ」特集を聴いて、もう一度聴きたくなり、思わずネットでポチってしまいました。



　今日届いたので、早速聴いてみました。彼女の澄んだ高い声は、カンレキすぎのオヤジのハートを、わしづかみにしてしまいました。やっぱりイイな～。

　今度はＣＤだから、もう反り返ることもないでしょう。もちろん、友人には貸しませんが・・。

　今夜、気分だけは青春時代かな？