2013年09月28日22:49
偽オフィスソフト≫
カテゴリー │仕事の話
先日の日本テレビ23:00からの「NEWS ZERO」で、偽のMicrosoft(以下MS)のオフィスソフトが、正規品の数分の一の値段で通販サイトで大量に売られていることを扱っていました。番組では、実際に通販でソフトを購入し、販売した業者を取材していました。
業者から送られて来た商品には、MSのデザインが印刷されたDVDディスクが1枚入っていて、ご丁寧にMSのホログラフまで入れる手の入れようでした。取材された業者は、中国から国際宅配便で仕入れ、ネット通販で売りさばいていました。価格は1式¥8700でしたが、原価は¥300と紹介されていました。
同様の通販業者は、驚くほどたくさんネット上にあります。
本物のMSのオフィスソフトは、最少構成のPersonalでも¥30000以上します。私の店で扱うこともありますが、「膨大な開発費とアフターケアのコストを考えると・・。」と説明するしかありません。もちろん、私自身ユーザーとしての立場からは、言いたいことはいくつかあるのですが・・。
→ Microsoft Store Japan のサイト
最近、正規のMSオフィスソフトを買った方はご存じでしょうが、番組でも紹介していたように、正規品にはCDもDVDも入っていません。小さなエンベロープにプロダクトキーが印字されたカードが入っているだけで、指定されたサイトからダウンロードするようになっています。
さらに、「最初に起動してから1か月以内に認証を受けないと、プログラムが立ち上がらなくなる。」とマニュアルには書いてあります。
正規品の値段が高いかどうかは、それぞれの価値観の問題でしょうが、「高いから・・。」と不法にコピーされた商品を買うのはどうかと思いますし、業界にかかわる人間であれば違法な商品と分かるはずなのに、多くの違法なネット店舗を開設させる運営会社のモラルも疑われます。
ところで、個人でオフィスソフトを使うのであれば、もっと安い互換ソフトや無料ソフトもあります。例えば
→ Kingsoft
→ Openoffce (無料)
ほかの人や会社等とデータの交換をしない限り、上のようなソフトで十分だと思うのですが、違法商品でもMSオフィスを買いたい人には、どんな事情があるのでしょうか?
番組の中でも指摘していましたが、もし、中国の業者が単に違法コピーをするだけではなく、ウィルスなどを仕込んでいたとしたら、PC内の情報(例えばクレジット・カードの情報等)を知らないうちに発信してしまったり、自分だけでなく周囲の人にも大きな損害を受ける可能性もあります。
世の中、そんなにウマイ話はないことを、もう一度考えた方が良さそうです。
業者から送られて来た商品には、MSのデザインが印刷されたDVDディスクが1枚入っていて、ご丁寧にMSのホログラフまで入れる手の入れようでした。取材された業者は、中国から国際宅配便で仕入れ、ネット通販で売りさばいていました。価格は1式¥8700でしたが、原価は¥300と紹介されていました。
同様の通販業者は、驚くほどたくさんネット上にあります。
本物のMSのオフィスソフトは、最少構成のPersonalでも¥30000以上します。私の店で扱うこともありますが、「膨大な開発費とアフターケアのコストを考えると・・。」と説明するしかありません。もちろん、私自身ユーザーとしての立場からは、言いたいことはいくつかあるのですが・・。
→ Microsoft Store Japan のサイト
最近、正規のMSオフィスソフトを買った方はご存じでしょうが、番組でも紹介していたように、正規品にはCDもDVDも入っていません。小さなエンベロープにプロダクトキーが印字されたカードが入っているだけで、指定されたサイトからダウンロードするようになっています。
さらに、「最初に起動してから1か月以内に認証を受けないと、プログラムが立ち上がらなくなる。」とマニュアルには書いてあります。
正規品の値段が高いかどうかは、それぞれの価値観の問題でしょうが、「高いから・・。」と不法にコピーされた商品を買うのはどうかと思いますし、業界にかかわる人間であれば違法な商品と分かるはずなのに、多くの違法なネット店舗を開設させる運営会社のモラルも疑われます。
ところで、個人でオフィスソフトを使うのであれば、もっと安い互換ソフトや無料ソフトもあります。例えば
→ Kingsoft
→ Openoffce (無料)
ほかの人や会社等とデータの交換をしない限り、上のようなソフトで十分だと思うのですが、違法商品でもMSオフィスを買いたい人には、どんな事情があるのでしょうか?
番組の中でも指摘していましたが、もし、中国の業者が単に違法コピーをするだけではなく、ウィルスなどを仕込んでいたとしたら、PC内の情報(例えばクレジット・カードの情報等)を知らないうちに発信してしまったり、自分だけでなく周囲の人にも大きな損害を受ける可能性もあります。
世の中、そんなにウマイ話はないことを、もう一度考えた方が良さそうです。