新しいPCへ

カテゴリー │仕事の話

 先月、何社かのテレビやラジオで、マイクロソフトのパソコン用OS「WindowsXP」のサポートが、来年の4月で終了することがニュースになっていました。
 サポートが終わると、新たなウィルスなどを防ぐことができなくなり(場合もある)、安心してPCを使えなくなります。

 業界の統計によると、現在、国内で使われているPCの内、XPは3割、事業所向けに限って言えば4割がまだXPを使っています。その主な原因は、買い替える場合、PCだけではなくソフトウェアや周辺機器まで買い替えなければならなくなる可能性が高いことです。
 たとえば、業務用のソフトは、パッケージ(既製品)でも2~30万円は珍しくなく、別注のソフトの場合は、数百万円(あるいはそれ以上)することもあります。また、プリンターなどの周辺機器についても、メーカーによっては、古い機種のドライバー・ソフトの提供が間に合わず、PCと共に買い替えざるを得ないこともあります。
 この辺が、事業所でPCの買い替えを躊躇する大きな理由になっているようです。

 ところで、「紺屋の白袴」と言うことわざがありますが、私の店でも、PCはデスクトップ・ノートともXPを使っていました。例のニュース以来、何軒かのお客様からお問い合わせをいただき、おかげさまで数台を納品することができました。
 この際に、自家用のPCも新しくすることになり、連休直前に入荷して、やっとセットアップが終わったところです。

新しいPCへ

 お気づきになった方もあるかも知れませんが、OSは最新のWin8ではなく、Win7です。前にもふれたように、現在、私が使っている古いプリンター用のドライバーが、まだ提供されていません。
 そこで、本来はWin8として発売されたPCを「ダウン・グレード」でWin7を追加してもらい、将来、状況が整ったらWin8にできる仕様の機種にしました。現在、多くの事業所では、このタイプの機種を採用しています。

 先日の番組の中で、ある辛口のコメンテーターが「まだまだ使えるものを買い替えさせる!」と言っていましたが、現実にXPを使っていると、少しずつ支障は増えています。
 最大のリスクは、使用を初めて4年を過ぎる辺りから、ハードディスク(HDD)のクラッシュ事故の率が高くなって来ます。現在もお使いの方は(私を含めて)それなりの管理が必要になります。
 また、部品の交換や追加が、最新のモノに比べて、意外に高くつくのが実情です。

 来年春のサポート終了直前になると、買い替えが殺到することも予想されますので、すぐとは言いませんが、早めに計画を立てられることをお勧めしておきます。



同じカテゴリー(仕事の話)の記事
出荷用資材の販売
出荷用資材の販売(2017-05-03 18:28)

あやしい電話
あやしい電話(2015-12-27 21:38)

シラス漁が始まる
シラス漁が始まる(2015-03-23 20:05)

リコーフェア
リコーフェア(2014-04-09 23:17)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
新しいPCへ
    コメント(0)