ひとつの時代が
昨日は、私がバンド活動を始めたころからお世話になって来た鈴木尚之さんの通夜に行って来ました。
この中遠地方で古くから活動するジャズバンドの中で、氏のお世話にならなかったバンドはないでしょう。私が高校時代のブラスバンド仲間とバンドらしきものを始めたのは、もう40年以上も前のことですが、当初から、小さな演奏の機会にも遠方まで聴きに来てくれたり、演奏のチャンスを作っていただいたりしていました。
前後して、いくつかのジャズバンドやフォークバンドが地域で誕生したのですが、氏の提唱で「磐田バンド連盟」が結成され、お互いが刺激しあいながら、合同のコンサートを開いたりしたのも懐かしい思い出です。現在に続くお付き合いをさせていただいているバンド仲間もいます。
フィリピンの姉妹都市「ダグパン市」への演奏旅行や、磐田市民会館のコケラ落としにプロの前座で出演させていただいたことなど、私の人生で最も華やかな時代だったと思います。
そんな思い出が、氏の著書に詰まっています。
長い間、本当にありがとうございました。私たちは、これからも音楽を通じて、あなたの示してくれた道を歩んで行きます。天から見守ってください。
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