着信拒否!

YFのへぼドラマー

2014年06月07日 21:40

 ここ数カ月、中部電力を名乗る電話が、何回断っても、じきにまたかかって来ます。

 「中部電力の保安担当です。お宅の動力(たぶん200Vのことか?)の検査に伺います。」と言うので、「ウチには工場でもないし、店にエアコンもない!」と断るのですが、何日かすると、また同様の電話がかかって来ます。

 先日は、若い男性の声だったので、「身内が保安協会に努めている。君が中電の名前をかたるのは犯罪行為だ!」と言ってやると、少しうろたえた様子で、電話は切れました。

 昨日、また電話がかかって来ました。海千山千のオバチャンの声だったので、「いい加減なことを言ってるんじゃない!」と電話を切りました。電話は非通知でかかって来るので、いよいよ電話機に着信拒否設定をしました。
 知り合いの中でも、自分の電話(携帯を含めて)が非通知設定になっているのに気が付かずかけて来る人が、たまにいるのですが、「頭に186をつけて、おかけ直しください。」とアナウンスが流れますので、悪しからず。

 ところで、インチキ中電は、何の目的で電話をして来るのでしょうか?以前、同様の電話を受けた知り合いの話では、「店の冷蔵庫やエアコンに200Vの電力を引いていると、家庭用の100Vに比べて電気の単価が安いので、電圧を下げて家庭用の配線に電気を流すためのアダプターを売りつけるのが目的ではないか?」と言っていました。

 「配線工事を含めてたリース料金は、月額1万円ほどで、電気料の差額はもっと大きいので、十分に元は取れる。」と言うのが業者のうたい文句なのですが、仮に元が取れても、これは違法行為なのです。当然、本物の保安協会が検査に来ると、撤去を求められますし、何度も無視するような悪質な場合は、契約を打ち切られる(電気を止められる)ケースもあるそうです。

 アダプターを買ったあるお客は、保安協会の担当者に、「ジャンボ○○でも売っていると聞いたが、違法な商品か?」と聞いたところ「商品を買うのは違法ではありません。契約と違う方法で電線を接続することが違法なのです。」と涼しい顔で担当者が返事をしたそうです。

 因みに、リース契約をした場合、商品を撤去せざるを得なくなっても、リース契約がチャラになることはありません。契約を解除する場合は、かなりの金額(残債)を払って精算することになります。

 ウマイ話には、ご用心を!詳しいことは、専門家に聞いてからにした方が、よろしいようで。

→ 中部電気保安協会のリンク

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